ポートフォリオについて


ポートフォリオの語源・・・
portfolio:書類などを入れるカバン(薄い書類入れ)が語源である。カバンの中に入っている個々の書類を個別に扱うのではなく、カバン全体をひとつのものとして扱う、という意味を持つ。  つまり、<カバン=書類の集合体>という考え方であり、これが後に株式など証券の銘柄の組み合わせなどのことを指すようになった。



ポートフォリオセレクションの理論・・・
 資産選択のための理論である。より多くの利益を得るためには、「A」だけでなく、「A+B」としたほうがよい(より利益を得られる)ときもある。しかし、それでは駄目(かえって利益がなくなる)なときもあるかもしれない。
 それを見極めるために必要になるのが、ポートフォリオである。このポートフォリオを見て、どのような投資が一番自分に利益をもたらすかをよく考えた後、自分の選好により投資先を決める。

 最終的には好みで決めてしまうといっても、投資をするなら儲けがなくてはならない。そしてまず最初に考えなければならないのが、リスクとリターンである。

 リスクとは→確立分布は分かっている。
 不確実性とは→確立分布そのものが分かっていない。
 確立分布とは?→将来の事象についての分布の特徴

 つまり、リスクというのは、将来こんなことが起こるのではないか?ということがおおまかいくつかにわかっていることである。よって、その中でも可能性が高いものを中心に考えをまとめていけばいいわけだ。
 しかし不確実性とは、そのおおまかなこともさっぱりわかっていないということである。これではどうしたらいいのかわからない。
 リターンとは、リスクがどれだけ返ってくるかというのを示すものである。リスクとリターンの関係が一番良いのは、ローリスクハイリターンである。
 が、しかしそんなうまい話が転がっているのなら苦労して確率分布を考える必要はない。 当然、ほいほいとそんなことあるわけないから、リスクとリターンのことを考えてやらねばいけない。  そこでポートフォリオが登場する。
 そのポートフォリオを見ると、期待値(株式ポートフォリオへの投資からもたらされる投資収益率:リターン)とリスクのかかれたグラフになっている。
 そして、その線上を見ていくと、その人の投資にあったところがいくつか出てくるわけだ。そしたら、その中で、「これは同リスクだがリターンはこっちのほうが大きい」とか、「リターンは同じだけどリスクはこっちのほうが低い」というのをちゃんと見極めてよりわけてやる。そのあとは、自分の選好で投資先を決める。